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歯周病をレーザーで治すメリットは?治療期間の短縮や傷の治りについて
皆さん、こんにちは。
町田市中町、土曜も診療の【ななほし歯科】です。
歯周病治療というと、歯垢や歯石を取り除いて、正しいブラッシング法を身に付けるなど、地道な処置が基本となりますが、当院では医療用レーザーを活用することもあります。
今回はそんな医療用レーザーで歯周病を治すメリットについてわかりやすく解説します。
医療用レーザーってなに?
医療用レーザーとは、その名の通り病気の治療を目的として開発されたレーザーで、病院での手術などでは日常的に用いられています。
具体的には「Er-YAG(エルビウム・ヤグ)レーザー」と呼ばれるもので、歯周ポケット内の細菌を除去することが主な目的です。
短期間で治療が完了する
むし歯は歯周病と同じ細菌感染症ですが、むし歯菌に侵された歯質をドリルで削り落とすことができますよね。
一方、歯周病は歯ぐきに感染が生じる病気なので、基本的にはそうした外科処置を行うことが難しいです。
そのため、細菌の住みかとなる歯垢や歯石を根気強く取り除いていく他ありません。
その点、レーザー治療であれば、歯ぐきに直接レーザーを照射することで、細菌を効率よく取り除くことができるのです。
その結果、歯周病の治療にかかる期間も大幅に短縮することができます。
傷の治りが早くなる
比較的進行した歯周病では、フラップ手術のようなメスで歯ぐきを切開する外科処置が行われます。
そうすることで、歯周ポケット深くまで形成された歯石や汚染物質を除去できるのですが、縫合して傷が癒えるまでにはそれなりの時間がかかります。
一方、レーザーには殺菌や消毒、止血作用なども期待できることから、傷の治りも早くなるというメリットが得られるのです。
まとめ
このように、歯周病治療にレーザーを用いることでたくさんのメリットが得られます。
そんなレーザー治療を実施している歯科医院というのはそれほど多くはありませんので、興味のある方はいつでもお気軽に「ななほし歯科」までご相談ください。
患者さまへの負担が少ない、効果的な歯周病治療をご提案します。