コラムColumn
ホワイトニングする時の注意点について
町田市中町、土曜も診療の【ななほし歯科】です。
審美治療の一環であるホワイトニングは、気軽に受けられる点も含めて人気が高まりつつあります。
歯を削る必要もないため、デメリットが極めて少ないのも人気の理由のひとつといえるでしょう。
ただ、ホワイトニング効果を最大限に発揮させるためには、いくつかの注意点を知っておくことが大切です。
ホワイトニング直後は着色しやすい
ホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素からなる漂白剤を用いて歯を白くします。
歯の内部に沈着した汚れまで分解・除去できるのはそのためです。
これは市販のホワイトニング歯磨き粉やホワイトニングジェルにはない効果といえます。
ただ、ホワイトニング直後は歯の表面を保護しているタンパク質の膜まで取り除かれてしまっているので、普段よりも着色しやすくなっています。
その状態で着色性の強い食品を口にするのは控えましょう。
タンパク質の膜は、しばらくすると元通りになっていきます。
歯に傷や亀裂があると危険
ホワイトニングジェルは、基本的に安全な薬剤ですが、エナメル質の表面に傷や亀裂があると、歯にダメージを与えることがあります。
ですから、オフィスホワイトニングはもちろんのこと、ホームホワイトニングを受ける場合も必ず事前に歯の状態をチェックする必要があります。
むし歯や歯周病が見つかった場合は、それらの治療を優先することとなります。
市販の薬剤には注意が必要
歯科医師の指導のもとでしか安全に取り扱えないホワイトニング剤でも、個人輸入のものであればネットで手に入れることが可能です。
けれども、それはとても危険なことなので医療従事者としては絶対におすすめすることができません。
医学的な知識がない人が無暗に使用すると、取り返しのつかない健康被害が生じることもあります。
まとめ
このように、ホワイトニングにはいくつか注意すべきことがありますが、基本的に歯科医師や歯科衛生士の指示を守ることで安全に歯を白くすることができます。
ですから、ホワイトニングに興味がある方は、まず当院までお気軽にご相談ください。