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歯の健康に欠かせない「プラークコントロール」
皆さん、こんにちは。
町田市中町、土曜も診療の【ななほし歯科】です。
歯磨き剤のCMなどでよく聞く「プラークコントロール」。
プラークコントロールは、健康なお口を維持するためにとても重要なことです。
プラークコントロールとは?
プラークコントロールとは、簡潔に言うとお口の中のプラーク(歯垢)を除去して、歯に付着するのを防ぐことです。
プラークは、むし歯や歯周病の原因菌の温床となっているため、これらを防ぐために可能な限りお口の中のプラークを減らすことが大切です。
プラークを取り除くためには、歯磨きが何よりも重要です。
歯磨きの際に歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロス、洗口剤などを使用することも有効です。
また、むやみに磨くのではなく、ご自分の歯並びに適したブラッシングを行うことで、磨き残しを減らすことができます。
プラークコントロールができていないと?
プラークコントロールが十分にできていないと、むし歯や歯周病、口臭などのトラブルに繋がります。
また、プラークは時間がたつと固まって歯石になってしまいます。
歯石は細菌の塊で、歯磨きで落とすことができないため、むし歯の歯周病にかかりやすくなります。
特に、歯と歯ぐきの隙間の「歯周ポケット」の深い部分に溜まってしまうと、歯周病が悪化する原因となるほか、歯石を取るために外科処置が必要になることもあります。
プラークコントロールのポイント
正しくプラークコントロールを実践するために、次のようなポイントをおさえて取り組んでみましょう。
●毎日のブラッシング
どなたも毎日歯磨きをしていると思いますが、力強くブラッシングをしたからといってプラークが除去できるわけではありません。
先にも述べたように、ご自分のお口にあった正しいブラッシング方法を歯科医院で教わり、十分な効果が発揮できるブラッシングとなるようにしましょう。
また、歯と歯の間には汚れが溜まりやすいので、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用することも、プラークコントロールに効果的です。
●歯科医院でのクリーニング
プラークは、セルフケアだけでは落とし切ることができません。
また歯石になってしまうとセルフケアでは落とすことができず、プロの力を借りる必要があります。
定期的に歯科医院に通い、クリーニングでプラークや歯石をしっかり落としてもらいましょう。
ご家庭と歯科医院でプラークコントロールを!
お口のトラブル回避のためにもとても大切なプラークコントロール。
ご家庭でできることも多くあるので、歯科医院で相談しながらプラークコントロールをすることが理想的です。
定期的に歯科医院を受診していただくことで、我々も皆さんの良いお口の中を守るべくサポートをいたします。
一緒によりよい口内環境を作っていきましょう。