コラムColumn
進行度に応じて変わる歯周病の症状
町田市中町、土曜も診療の【ななほし歯科】です。
歯周病は、進行度によって症状も大きく変わってきます。
その変化を知っておくと、歯周病を早期に自覚できたり、重症化する前に対処したりすることが可能となります。
今回は新行動に応じて変化する歯周病の症状をわかりやすく解説します。
歯周病は2つに分けられる
歯周病の進行度は、大きく2つに分けることができます。
それは「歯肉炎(しにくえん)」と「歯周炎(ししゅうえん)」の2種類です。
比較的軽度のものを歯肉炎、重度のものを歯周炎と考えるとわかりやすいかと思います。
歯肉炎の症状
歯肉炎では、歯ぐきが赤く腫れるという症状が現れます。
本来はきれいなピンク色をしている歯ぐきが炎症によって赤く腫れあがるため、このような症状が現れます。
また、歯ぐきが腫れることで外からの刺激に弱くなり、出血しやすくなるのも歯肉炎の症状のひとつです。
歯周炎の症状
歯肉炎が進行して、歯周炎にまで発展すると、炎症反応が顎の骨にまで広がります。
その結果、歯が浮いているような感覚が生じたり、顎骨が破壊されることで歯がグラグラ揺れ動いたりすることもあります。
そこまでいくと歯周病もいよいよ末期の段階といえます。
できれば、その段階まで進行する前に、治療を受けましょう。
歯肉炎や進行したばかりの歯周炎であれば、まだまだ基本治療によって症状を改善することが可能です。
口臭がわかりやすいサインとなる?
歯周病菌がお口の中で繁殖すると、口臭が目立つようになってきます。
これは歯周病菌が「メチルメルカプタン」という独特な臭気を放つガスを作り出すからです。
そのため、「最近、口臭が気になりだした」という人は、一度歯医者さんに診てもらうことをおすすめします。
歯周病を治療すれば、口臭も自ずと改善されていきますよ。
まとめ
このように、歯周病は歯肉炎から歯周炎へと段階を踏んで進行していきます。
発見が早ければ早いほど、完治させやすくなるため、気になる症状が認められたらいつでも当院にご連絡ください。
精密に検査した上で、最適といえる治療法をご提案します。